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ヒプノセラピー

ヒプノセラピーでリバース《新生》する(1)

この記事は、宮崎ますみさんからの聞き取りと、著書『ピュア・バランス』(ヒカルランド刊)をもとに構成しました。
ガン宣告からリバース(新生)するまで
2005年10月、私は乳ガンの宣告を受けました。
右乳房にできたしこりは、15ミリほどでした。ガンは1センチの大きさになるまでに10年近くかかるそうですから、実際、ガン告知を受けるずっと前から、私は乳ガンだったことになります。
26歳で「このまま芸能界にい続けたら私は死んでしまう」と直感したとき、すでに病巣の種がまかれ、根を張り始めていたのかもしれません。
私は、15歳のときに女優デビューし、十年間、芸能界で仕事をしていました。その後、結婚してアメリカへ渡り、主婦をしながら、日本の雑誌にエッセーを書いたり、インドヨーガに傾倒して自己探求にいそしむ毎日でした。
37歳でガンの宣告を受けたとき、私がすぐにしたことは瞑想でした。すると、求めていた答えが、内観する視界の中にイメージの中に現れたのです。
狭くて、暗くて、寒い部屋の中で、膝を抱えてプルプルと震えながら、しくしく泣いている少女の自分がいました。
ガンにならなければ、私はこれほどまでに抑圧された自分に気づけなかった、そう思いました。
私は乳ガンを煩って以降、本当の自分に嘘をついて生きることをやめることにしました。小さな嘘も、積み重ねてしまえば、またすぐに迷子になってしまいます。純粋な少女を、もう二度と、ひとりぼっちの迷子にしないと心に決めたのです。
そして、私は、ヒプノセラピーの手法を通して自身の潜在意識と対話し、ほんとうの自分を見つけていくことになりました。経験を積み、現在では、様々な心の傷跡をもった人たちのサポートをしたいと、セラピストとして活動しています。 宮崎ますみ
日本ダウジング協会・加藤展生とともに。「アスルレピオン2016 in 長野 現代に蘇る古代ギリシャ・神殿医療セミナー」にて。
ヒプノセラピーとは深層にある原因へとアクセスする手法
私自身、ブライアン・L・ワイズ博士の著書を読み、24歳のときにハワイでヒプノセラピーを受けたことが、大きな起点となりました。
ヒプノセラピー(催眠療法)の歴史はとても古く、起源をたどれば紀元前3千年にさかのぼるといいます。古代エジプトにあった「眠りの寺院」では、僧侶が信者を眠りに誘導してから病気を治療する暗示を与えていた記録が残っています。
私たちの脳は、実際に私たちが経験してきた出来事と、潜在意識のイメージの中で見ているものとの区別がありません。
そのため、イメージの中で過去にさかのぼることができますし、未解決だった出来事を解決させ、ネガティブな体験をポジティブなイメージに書き換えていくことができるのです。
ヒプノセラピーとは、人を深いリラクセーションから催眠状態へと導き、潜在意識と顕在意識が統合された状態で、深層にある問題の原因へとアクセスし、解放していく方法論です。
導き手こそヒプノセラピストですが、癒し、救うのは、あくまでも自分自身です。
セラピストの主観で都合よく潜在意識を書き換えるわけではなく、あくまでも被催眠者の中から直感的に浮かぶイメージを引き出していく作業なのです。 宮崎ますみ
前世療法の世界的権威ブライアン・L・ワイズ博士とともに。
 
 
 
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